キタヨ、キチャッタヨ。
去年観た『舞踏会の手帖』以来の個人的ヒット作品が。
以前から「観てーナー」と思いながら映画館に行くのも億劫だし、DVD借りるのも億劫だし、何より外れの可能性のほうが高いかもしれないという独断と偏見にヨリ、今まで手をつけずにいたのだけれど、先日とうとう観ました。
『プライドと偏見』('05)
http://www.prideandprejudicemovie.net/splash.html
原作は夏目漱石も称賛する18~19世紀の英国人作家Jane Austenの『Pride and Prejudice/ 高慢と偏見』
幾度も映画化・ドラマ化されている有名作品。
1940年に映画化された『高慢と偏見』には、名優ローレンス・オリヴィエも出演しています。
今作の『プライドと偏見』は某海賊映画でお馴染のKeira Knightley嬢が主役のElizabeth(Lizzie)を好演。相手役のMr.DarcyにはMatthew Macfadyen氏、ぱっと見はどうも宜しくないのだけど動いている彼を見れば惹かれずに居られません、ダーシー役が之程ピッタリくる人もいないのではないでしょうか。(ちょっと捨てられた子犬みたいで可愛いのよ)
上質な絹の手触りの美しい映画。
感動が沸点を越すことは無いのだけれど、最初から最後まで沸点ぎりぎりのラインを保ち続けています。コテコテの時代モノにはない、真の意味での品格が随所に散りばめられています。
水彩画のような美しい映像と音楽も素晴らしい。
Mr.Darcyはあまりにチャーミング。
Elizabeth嬢の細長い首が綺麗。
米国版エンディングはおまけとして楽しみたいナ。
(物凄い甘甘)
キーラ嬢は好きな女優ではなかったのだけれど、
この映画を見てスッカリ『ふぁん』になってしまいました。
そしてマシュー氏も、二人ともとっても可愛いんだもの。
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